ペナシミュ3 2020シーズンレビュー
オールスターあたりで区切ろうかと思っていたのですが、気がついたら超えていたのでいきなりシーズンエンドまで。
The予想通りの最下位ですが、シーズン出だしで勝率3割を切っていたことを考えれば結構持ち直した方かなと私個人的には思っています。
チーム成績を見てみると、総得点や打率はリーグ平均レベルはあるのですが断トツで悪いのが失点数や防御率。
1位のジャイアンツと比較すると失点は144点多く防御率は1点以上DeNAの方が大きいです。
チームの改善すべきポイントが一目瞭然なのはいいことですが、今シーズンは酷すぎの一言しか出ませんね。
セリーグの個人成績上位の選手一覧。
投手陣は辛うじて1番下に名前が載っているくらい、打撃部門では1年間離脱なく働き通してくれた4番の柏原が打点1位、本塁打2位と一人気を吐いた結果となりました。
以下、チームの各ポジションごとの一軍成績と総評です。
◎先発投手
エースの羽田野(7勝13敗)、2番手ジェッター(6勝7敗)といずれも勝ち越しできず。
特に羽田野は3年連続続けていた2桁勝利を逃して失望の一年になりました。
期待していたドラ1の石堂も3勝11敗とプロの厳しさを知る1年に。
オールスターあたりからは1軍と2軍を行ったり来たりするようになりました。
そんな中活躍を見せたのが2017年のドラ2林田と、34歳星野。
林田は2年で5登板のみでしたが、ジェッターの2軍降格の代わりに昇格すると、19登板で8勝6敗と勝ち越しを達成。
星野はプロ生活3年目以降は中継ぎを主戦場としていましたが、今シーズンは夏頃先発転向すると7登板で4勝1敗で防御率1.542と圧巻の成績を収める。
◎中継ぎ&クローザー
最初から大して期待をしていなかったのですが、期待通りの微妙さに。
クローザーの伊神は期待に応える33セーブと計算できる存在でした。
そして特徴的なのがセットアッパーのガンゴールが9勝8敗と、彼が投入されるまでに差をつけられてなかったことがよくわかります。
先発で活躍を見せた星野を来シーズンはこの中継ぎ陣に加える予定です。
◎捕手
正捕手は新沼
守備面では5失策とボチボチながら、試合終盤には柳生が交代して出てるなど監督の信頼を得るまでにはならず。
早急な補強が望まれます。
◎一塁手
ファーストとしてロベルトの25本塁打はまずまずといったところ。
アップグレードしたい気持ちはあるのですが、来年もロベルトのままが濃厚です。
◎二塁手
期待された和田でしたが、リードオフマンとして.259は期待外れの一言。
もちろん来シーズンも彼がスタメンなのは揺るぎないことですが、1番打者は誰か他の選手になりそうな予感。
◎三塁手
失策10に目をつぶれば柏原は4番として申し分ない活躍でした。
来年は35歳となり、来シーズンも同じ活躍は期待できないでしょうが、問題のポジションが多いので1シーズン稼働し続けてくれたらと願うばかりです。
◎遊撃手
37歳金子よりも将来性を考えて25歳の中津を優先して出していましたが、成績は微妙。
金子の戦力外の可能性もある中、一層の奮起が求められます。
◎外野手
3番を打っていた速水はほぼ期待に違わない活躍を見せたがそれ以外の選手はボチボチ。
規程打率には届きませんでしたが、ドラ2の宇都は.328、ドラ6の大路が.315と来シーズンの楽しみに。