26-27 第6話《ブレシアリレー》完
ラストの二カ月です
上位陣との対戦やコッパイタリア決勝、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝など目白押しですが、指揮するこっちとしては心臓に悪いので勘弁してほしいところ
良いところとしては割と降格圏に沈むチームが挟まっていたりするので一時休憩的には助かります
シーズン入りしたては不安定でしたが、やっと安定はしてきたって感じがありますね
セリエA第30節 vsPescara(H)
今回のスタートはペスカーラ戦から
降格圏に沈んだところに、キープレイヤーを格安で引っこ抜いたのでかなり恨まれてそうな気がしますが、気にせず先発させて見せつけます(これを書いている時に気が付きました)
次節がマンチェスターユナイテッドとのCL初戦なので、ローテーションメンバーが中心ではあります
気持ちよくCLに挑むためには快勝が欲しいです
カンガ15試合ぶりのゴールで勝利!
ひたすら戦術的な理由で慣れないタスクをやらせていたカンガですが、ようやくシーズン4ゴール目です
ゴールはCKに頭を合わせたものですが、ゴールはゴール
唯一の苦手ポイントがヘディングだったので重点的にトレーニングさせてきましたが、ここで活きてきました
アデミウソンも加入初ゴールで、同じくCKからでした
押せ押せでしたが、得点はセットプレーと、運はあれども噛み合ってるとはちょっと言えないかなといったところで…
CL準々決勝第1戦 vsManU(A)
戦術はカウンター戦術を引っ張り出してきて使います
フォーメーションとの適合性的にはFWはカンガがあってましたが、今年のレギュラー格はC.ハンセンなので気にしない
アウェイですし、格上クラブなので大敗さえしなければ合格です
ちなみにCBマッケラーはここ数週間、マンチェスターユナイテッドにスカウトを張り付けられており、本人は乗り気だったりします
敗戦も善戦!
主導権は相手に握られていましたが、何とか2失点でしのげたのは大きいと思います
ゴールを決められたのはL.ペッレグリーニと、ザニオーロの両イタリア人
イタリアクラブ相手なんだし手を抜いてくれよ…
その後も苦しい展開でしたが、後半ATに相手ペナルティーエリア近くでシュートをボコボコを打ちまくっていると、ドフリーのファバにおさまり見事1点を返す
このアウェイゴールはものすごい勇気になりますね
セリエA第31節 vsParma(A)
マンチェスター遠征から帰ってきてのリーグ戦です
リーグ戦に力を入れたいところですが、前節の善戦で欲が出てきました
そのため今日はローテーションメンバーを中心に組んでいます
ここが同格クラブだったら泣けるのですが、パルマでよかった
といってもアウェイなので慢心は厳禁、CKでもFKでも良いので勝ちたい
薄氷の勝利
格下クラブということで、当然のように支配はしましたが特に話題になりそうなチャンスは得られず
この試合唯一のゴールを決めたCMサルバトーリは加入初ゴール
決して良いサッカーであったとは言えないですが、そんな中でも勝ち点3を持って帰れるのは格下だからなのか、勢いの良さなのか
CL準々決勝第2戦 vsManU(H)
ホームに帰ってきてのCL準々決勝です
FWはカンガを使おうと思って前節使っていなかったのですが、やっぱり信頼性を取って3試合連戦になりますがC.ハンセンを投入
長期離脱となっていたDMFメジモレツはそろそろ先発させられそうですが、さすがにこの一戦ではリスクは負えません
カナちゃんはフル出場持たなさそうな体力ですが、キャプテンには踏ん張ってもらいます
1点のアウェイゴールを活かしたいところなので、なによりも失点しないことが大切ですね
ちなみに前日の試合にてACミランもローマも敗退してしまったので、CLではブレシアが最後の星です
ヤングブレシア、準決勝進出!
前半2年でLSBのバルドーニ負傷は大誤算でしたが、25分にファークロスに合わせたアチュクギョズのゴールで先制
またザニオーロに決められましたが、FKにCBマッケラーが合わせて逆転
3-3でアウェイゴールも等しい状況で一進一退が続きましたが、120分で決着はつかずPK戦となりました
マンチェスターユナイテッド側が最初の2人が枠に当てたのでこれで勝負あったかと思いましたが、5人で決着はつかず
8人目のパウトーレスをGKソンダガードが止め、先制ゴールを決めていたアチュクギョズが冷静に沈め大勝利
今までの試合の中では断トツで痺れた試合でした
次の相手はマンチェスターシティ
ジェノア戦が終われば同格や格上戦しかない中、バルドーニの再離脱は計算外すぎますね…
セリエA第32節 vsGenoa(H)
最下位に沈むジェノア戦です
これが終わると息抜きなしの試合が続くので最後の安心して見れる試合です
前節が120分+PK戦であったので大幅にローテーションを行っています
唯一のLSBのトリパルデッリなんかはこの一カ月大切に扱っていきたいと思います(緊急時はアデミウソンが適正があります)
1月に大怪我を負ったCMメジモレツがようやく先発復帰です
その他ではCBパラディソが累積による出場停止となっています
快勝!息抜き完了!
慢心が心配でしたが、前半に2点リードでその心配は吹っ飛びました
FWカンガが2得点と大活躍でしたが、見切れている部分にあるPK失敗を決めていればハットトリックでした
久々にDMFメジモレツがちゃんとプレーしているのを見ましたが、やっぱりパサーなら圧倒的にカナちゃんよりもメジモレツに軍配が上がりますね…
コッパイタリア決勝 vsInter(N)
なんか前も決勝で当たっていたような気がするんですけどね
次節がCLマンチェスターシティ戦ですが、一戦必勝、負けたくないんですよね
ということでレギュラー格惜しげもなく投入します
CBのセバスティアーニは累積です
押せ押せで3冠達成!
前半早々に失点しましたが、前半のうちに追いつきました
その後もブレシア有利に試合は進みましたが決めきれず
こんな日程のなか、また120分コースに突入しましたが、95分にペルナンの直接FKで勝ち越すと、延長後半にもペルナンが決めてハットトリック
欲を言えば90分で勝負を決めてほしかったのですが、優勝となれば何も文句は言えません
初年度3冠はこれは名s(ry
この優勝によって大陸大会圏を確保、自力でも可能な位置にいましたがこれで解任される可能性はなくなりましたね
CL準決勝第1戦 vsManC(H)
CLの準決勝の相手はシティ
ホーム&アウェイのカップ戦ではアウェイスタートが好きなのですが、今回はホームから
この大戦の場合マンチェスターユナイテッドファンはやっぱりブレシアを応援するのだろうか
ブレシアが望みをつなぐためには、負けないこととアウェイゴールを最小限にとどめることが必要です
前節は120分でしたが、主力の選手の回復が間に合ってよかったです
なんとか食らいつく
50秒で速攻先制され、11分には追加点を決められましたがその後2得点を返しました
73分に再度ハーランドが決めて2-3とアウェイゴールを多く許してしまいました
でも、まぁ試合内容を見てる限りは2点を取ったうちの選手を褒めたいですね
シティのホームで無失点は不可能に近いですが、アウェイゴールに目をつむれば1点差はまだ望みはつなげていると思います
アウェイならこの成績は万々歳なんですけどね
4月が終わって残り一カ月なので、順位表だけ一応確認します
CLやコッパイタリアで未消化試合を多く残している状況ですが、来期のCL圏は保持できています
アタランタが既に1位を盤石なものとしているので、ブレシアにできることはCL圏をキープすることくらいですね
セリエA第33節 vsJuventus(H)
ラスト一ヵ月です
ユベントス相手ですが中3日でシティとのアウェイマッチがあります
キツイところですが。ここが最後の踏ん張りどころですね
シュチェスニーの牙城を今度こそ崩せるか
ユベントスはユベントスで大陸大会圏確保のための勝負の一ヵ月であることは間違いないので、厳しい試合になるのは間違いないですね
力で押し勝つ!
今日はCMで先発のイッゾが前半早々にエリア外から強烈なロングシュートを叩き込むと、RWGがゴール隅に入れて追加点
その後も押し切ってユベントスを圧倒しました
今日はシューターが優秀すぎでしたね
知名度のある選手が多く在籍するユベントスですが、今日は戦術というよりも選手の質で勝ったような気がします
CL準決勝第2戦 vsManC(A)
前回ホームで2-3と敗れたブレシアは、再びマンチェスターの地で今度はマンチェスターシティに挑みます
シティは既にプレミアリーグでの優勝争いからは脱落しつつあるので、状況としては似たようなもの
うちとしてはアウェイの地で失うものは何もないので、最初から攻撃的に行きます
最低限2点必要ですが、今日はどうか
夢潰える…
試合の主導権を握りたいブレシアでしたが、早い時間にリードを奪われるとどうにもならなくなってしまいました
これはやっぱり完全に力負けですね
ブレシアとしては準決勝に進出できただけでも合格なのかな
決勝のカードがアトレティコvsシティであったことを考えると、向こうサイドなら望みはあったのかなぁなんて思ってしまいますね
でも、チームとしても選手たちにとってもやれるだけのことはできたかなと思います
セリエA第34節 vsInter(A)
残りセリエAだけになったので、あとはCL圏を確保するだけになりました
優勝は無理かな…
インテルとは先月もやっています
ローマとインテルはよく試合をしていますが、これがアタランタやユベントス、ACミランだったら泣きますね
特に出場機会を訴える選手もいないですし、引退するような選手もいないので順位が確定するまでは出せる中心選手を中心に組んでいきます
CMペルナンはシティ戦で全治一週間の怪我を負ってますが、それ以外はおおよそ万全です
逆転勝利!
前半に、距離はあるところからでしたがGKソンダガードが一歩も動けないFKを決められて先制を許しましたが特に慌てず
後半立て続けに2点を返して無事、逆転勝利を収めました
これがシーズン序盤なら慌ててカチャカチャと戦術を触っていたものと思いますが、インテル相手でもその心配がないほどに噛み合っていますね
インテルも現状大陸大会圏外ですが、この一戦で遠ざけられたのは良かったと思います
インテルの先制FK
綺麗な軌道ですね
次節ラツィオ戦の前日の試合結果でアタランタが優勝を決めました
これはまぁ、納得の優勝であったと思います
セリエA第35節 vsLazio(A)
日程が動いた影響か、アウェイマッチが続きました
この一戦で負けなければCL圏確定らしいですが、まだまだ試合が残っている中なので、別に今日決めることにそこまでこだわってはいません
次節最後の目玉であるアタランタ戦が割りと日程的に近いので、インテル戦に出ていた選手の多くは今日はお休み
ブレシアに残されたミッションは、アタランタを倒すことくらいですので
またまた逆転勝利!
なんて良い言葉使っていますが、若干最近先制されすぎな気もしますけどね
といっても先制されてすぐ逆転まで持っていく自力はさすが
怪我をして全然使い物になっていなかったLWGコレイアは、ここにきてハットトリックでチームに貢献
最後のPKも自分で得たものでしたので、今日は彼に助けられた日でした
ちなみに今日時点ではCL圏は確定できませんでした
そしてまた試合の前日に、ACミランが引き分けたため来季のCL圏を確定させられました
あとは2位から4位のどの順位になるのかですね
セリエA第36節 vsAtalanta(H)
12月の試合では1-0と敗れているのでそのリベンジをホームでできるのか
私の回の最後の見せ場となるかなと思います
トータルでこのダービーマッチは7勝5分7敗ということで、最後に勝って勝ち越しを決められれば名将
信頼できる布陣で堅実な勝利を目指します
今日は先制されないでね!
ダービー負け越し…
前半は両チームともなかなかペナルティーエリア近くではチャンスを作れず、シュートに至れるのはFKばかりでした
そして後半早々に失点
なんだかんだ今日も逆転できるんでしょって感じで特に悲観してはいなかったのですが、その後も両チーム攻めあぐねてこのまま試合は終了
まだあと2試合残っていますが、カッコよく〆ることはできませんでした…
セリエA第37節 vsPerugia(A)
私の回も残り2試合です
勝てば3位以上確定、それ以外には特になにもないので結構惰性でやっていますね
特に気にすることもないのでこれくらいで
3位以上確定!
格下相手に1得点はまずかろうって思いますが、特に戦術を見直す必要もないかなと思います
前半早々に中盤の2人がイエローをもらっていて、今日のペルージャは調子いいのかななんて思いましたが、特にそういった様子もありませんでした
セリエA第38節 vsChievo(A)
個人的には最終戦はホームでやりたかったなぁと
2位のサッスオーロとの勝ち点差は1、相手は最下位のジェノアなので実質的には3位が確定しています
ブレシアも格下相手ですが、前述のとおり特に手を抜く理由もないので、しっかりと主力中心に
またまたまた逆転勝利でシーズン終了
やっぱり最近先制されすぎじゃないかなと思いましたが、勝って終われたのでまぁいいのかなと
まだまだシーズンが続くのであれば戦術調整がどうちゃら言ってそうな気はしますが
困ったときのファバ様がゴリゴリとドリブルで突破してのゴールはやはり見ごたえがありましたね
お疲れ様でございました
とりあえずはこの二カ月の結果から
アタランタ戦とCL以外で負けなかったので、やはり勝つべき相手には勝って、勝てない相手には土付けられないって感じですね
CL決勝はスコアレスのままPK戦に突入し、アトレティコマドリーが連覇しました
ブレシアはアトレティコを下しているので、実質はブレシアの優勝みたいなものです
シティにはボコられましたが
ブレシアは3位という結果に終わりました
アタランタとサッスオーロ、ブレシアが優勝を争うという展開、現実では死ぬまでにでも見れないだろうなぁ…
ユベントスはなんだかんだ最近の作品では世代交代にいつも失敗している印象はあります
個人成績を簡単に
ブレシアはFWに点を取るタスクを使わなかったものもあって、ファバの9ゴール(17位タイ)が最多
リーグでの最多得点者は18ゴールだったので、個人としては良い捉え方をすれば得点が偏らなかったと言えますね
良く言えばですが
アシストランキングにもファバの名前があり、10アシストで単独の3位となっています
その他ではGKソンダガードが最多無失点に輝いています
後半の、しょうもない先制失点がなければもう少し伸びたのですが、おめでとうございます
チームとしては59得点で全体4位
1位のサッスオーロは70ゴールと抜けているので、彼らの躍進の陰にはこの攻撃力があったことが分かりますね
チーム失点は38試合で21失点とリーグ最少
2位のアタランタは26失点なので、ブレシアの得失点差最多はGKソンダガードを中心にしたDF陣の奮闘の賜物でした
以下、各ポジション毎の振り返りです
GK
GKは盤石のソンダガードでした
リーグ最少失点に貢献し、個人としても無失点試合の記録を自ら更新
CLのGoalkeeper of the Seasonの3位にも選ばれており、若いチームを後方から支え続けてくれました(まだ20ですが)
プリッツァーリは3試合の出場にとどまりましたが、不満を言わずに座っていてくれたことがなによりの貢献です
DF
CBはマッケラーが盤石のレギュラー、パラディソとセバスティアーニが残り一枠を争うというシーズン開始時点でのプラン通りでした
新加入のCBアデミウソンは、マッケラーのローテーション要員でしたので出番は限られていましたが、その中でもミスの少ない守備で穴を感じさせず
ニアルディ移籍した後のRSBにはバサロがレギュラーとして定着、デビューシーズンとしては文句ない出来であったと思います
LSBはバルドーニをレギュラーと考えていましたが、二度の負傷離脱をするなど期待には応えられず
MF
戦術がコロコロ変わり、求められるタスクがよく変わったMF
DMFはメジモレツがレギュラーであったのは間違いないのですが、1月の大怪我が残念
選手としてはメジモレツの方が上ですが、一度の怪我も累積もなく貢献し続けたカナちゃんの方が信頼度は上
その他のシーズン入り時点でレギュラーと目されていた選手は、およそ期待に応える活躍でした
CMイッゾは、開幕前では放出候補にいましたが、シーズン中には様々なタスクを任せられる便利屋として大きくチームに貢献
U19のMFで2位に選ばれていた背景には、そういった器用さがあったものと思います
同じくレンタル放出予定だったCMヴォディガも、特にメジモレツ負傷後はゲームメーカーとして活躍しました
WG
LWGロペスはレンタル中なのでここにはいません
12ゴール13アシストで、大活躍のファバなしではこの結果は無理でしたね
同じポジションのRWGのアチュクギョズも20試合先発で10ゴールはさすがの一言
WGの中では最多出場となったLWGのアニュヴァルは、12ゴールも1アシストのみ
まぁタスク的な理由だと思いますが
コレイアはそのアニュヴァルのお休み時には十分な働きを見せてくれましたが、レンタル料に見合っていたかと言われると微妙って感じですね
FW
FWの二人もまた監督の戦術変更に振り回された一年でした
いずれもゴール数では寂しいところですが、特にC.ハンセンは数字に出ないところでの貢献度はぴか一でした
カンガは自身にというよりは、監督に対しての不満の残る一年であったものと思います
実力や貢献度を総合した上での今シーズンのブレシアの個人的ベストイレブンです
特に説明不要ですが、ここにCMヴォディガを入れれたのがうれしいですね
歴代のベストイレブンには新たにマッケラーが入りました
ファン選出の最優秀選手は断トツでキャプテンのカナちゃん
ベストイレブンには名前がありますが、個人的にも一人選べと言われればカナちゃんを推すので、彼がファンにも評価されているのは素直に喜べます
シャツの売り上げ上での人気一位はファバ
コレイアが2位とわりと人気選手なんですね
全体の結果です
若干嘘感が強いですが、3冠達成でCL準決勝敗退も、セリエA3位もまた自分の腕を考えればよくできた方だと思います
ニュース来ないなと思って検索してみたらとっくに発表されていた、セリエAベストイレブン
ローテーションの関係や戦術の揺れでほぼ選ばれないだろうなとは思っていましたが、選出ゼロは寂しいなぁ
GKソンダガードくらいはねじ込んであげたかった
以上で私の回は終了します
なんとか解任されずにフィニッシュできてよかったですね
これまで集めてもらっていた選手に入れ替えの必要が全然なかったので、私の功績というよりかはこれまでチームを作り上げてきていただいた監督たちのおかげかなと思います
CL優勝という形で終えることはできませんでしたが、それもまた人生とやらなんとやら
これでブレシアリレーといった形では完走ということになると思いますがこの先も楽しみなチームとなってますね
最後までお読みいただきありがとうございました!
完